STEP本川越 管理者インタビュー

本川越管理者インタビュー
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2016年10月1日に放課後等デイサービスSTEP本川越がオープンしました。
管理者は粟生田(あおうだ)さんです。粟生田さんの自己紹介とSTEP本川越について、お話をうかがいました!

―――自己紹介をお願いします。

こんにちは。粟生田です。よろしくお願いします。

―――障がいのあるお子さんの支援に関わるきっかけを教えてください。

それは、私自身の生い立ちと関わりがあります。

小さい時のことなので記憶はないのですが、私はある時期までは施設で育ちました。
私にとっての「親」は産みの親ではなく育ての親です。
当時の里親制度は15歳までは苗字を変えることができなかったので、私は2つの苗字をもつ子どもでした。

普段、学校の先生や友達から呼ばれる苗字と保険証や公的書類の苗字が違うことに「なんで私だけ違うのか?」と疑問に思っていました。
小学校5年の時に、そのことをみんなから聞かれて大泣きして家に帰ったことがありました。
その時に、両親が私の生い立ちについて真剣に話をしてくれました。

いま、自分も2人の子どもの親になってみて思うのは「生んでもらえた」こと、「捨てずに施設に預けてもらえた」ことは、それだけでも幸せだということです。私にとっての親は育ての親ですが、産みの親にも感謝をしています。

この仕事に関わるきっかけは偶然のような出来事でしたが、もう10年近く子どもに関わる仕事をしているし、良いときも、悪いときも、子どもたちに共感できる何かがあります。

私が関わった子ども達には「がんばらなくていい。今がんばっているんだから。」と、どの現場でも伝えてきました。

―――前職の経験を教えてもらえますか?

大学では体育科を専攻して、教員免許を取得して卒業しました。
大学を出たあとはスポーツインストラクターなど、いくつかの仕事を経験しました。

ある時、家の近くに情緒障害児短期治療施設(※文末で説明)ができるという案内が来て、説明会と施設の見学会に参加しました。施設で暮らす子どもの姿を見て「私もこんな感じだったのかな」と、自分の過去が重なりました。
そのことがきっかけで情緒障害児短期治療施設に6年間勤めました。

情緒障害児短期治療施設はさまざまな理由で心理的困難や苦しみ、生きづらさを抱えているお子さんが入所や通所をして治療を行う施設です。
人に対する拒否の強い子や虐待をうけた子、虐待の影響で自閉症のような症状のある子がいました。パニックへの対応は日常茶飯事です。

―――大変なお仕事だったのではないでしょうか?

ここで逃げたらこの子が終わっちゃう。自分が負けたらこの子も負けちゃうと思ったかな・・・。わたし、子どもが好きなんです。

情緒障害児短期治療施設で働いたあと、子どもの時からの夢だった小学校の先生になって、特別支援学級の担任をしていました。支援級は、生徒ひとりひとりと関わることができる環境でした。

例えば、授業中に消しゴムを忘れてしまった子が「消しゴムがありません」と言えないで、そのままフリーズしてしまうことがありました。
「どうしたの?」と声をかけても「消しゴムを忘れた」と言えない。言えたとしても、その後にどうすればいいのかがわからなくて、またフリーズしてしまう。

フリーズする理由を探るために「この子がなにに困っているのか」を深く見ていくことからはじめました。その子の苦手な部分、できない部分、欠けている部分をみつけてアプローチをします。
そういうアプローチが必要なお子さんは支援級だけでなく通常学級にもいます。

支援級での個別の関わりだけでなく、通常通級でも、支援級でも、生きづらさを抱えた子が集まってくる場所で子どもたちと関わりたい気持ちが募って、放課後等デイサービスに勤めることを決めました。

10人という小集団でいろんなことができるはずです。ひとりひとり、個別にお子さんをみながら集団もみていきたい。
私は子どもに寄り添う仕事から離れられないようです。

―――本川越教室ではどのような療育をしようと考えていますか?

私はクチベタなので・・・。本川越教室で大切にしたいことを書いてきました。
本川越教室では「できた」を「自信」に変えて「次へのやる気」をSTEP前進につなげていきたいと考えています。そのための3つの柱があります。

☆子どもらしさ☆
思いっきり汚れるような活動、うるさいほどの興奮、言うことを聞けないほどの衝動がお子さんの心とからだを育て、後先を考えない行動がさまざまな発見をうながします。自己中心的な活動が自己を形成し、集団で遊ぶことで、自分と相手がどのように関わったらいいのかを学んでいきます。

☆何かにむかっていく自由☆
何かに向かっていくということは、何かから逃避することではなく、自分が選択して決断して進むことです。抑圧やプレッシャーから逃げたい気持ちが強い場合には、それにどのように向き合い、関わり、どのように乗り越えるかを考えることに寄り添います。

☆自立☆
本当に大切な自立とは、自分がやりたいことを自分で見つけて、自分でどんどんやっていくことではないかと考えます。自分がやりたいことを自分で見つけること。つまり、自己実現をする力です。

これらの3つの柱「子どもらしさ」「何かにむかっていく自由」「自立」をベースにして、お子さんひとりひとりに合わせたSSTやABA(応用行動分析)、コミュニケーション指導などを行います。

―――利用を検討中の方にひと言いただけますか?

お子さんにとっても、保護者の方にとっても安心した穏やかな時間を確保するとともに、教室だからこそできる体験を大切にしていきたいと考えています。

「ひとりではできない ひとりがいれば何かができる そのひとりを目指そう」を掲げて、スタッフ全員がお子さんひとりひとりに合った療育に努め、「楽しい!早く行きたい!」と心待ちにされるような教室を目指します。

笑顔と活気にあふれるスタッフが来室をお待ちしています。

※情緒障害児短期治療施設とは?
児童福祉法に基づく治療施設。心理的問題を抱え日常生活の多岐にわたり支障をきたしている子どもたちに、医療的な観点から生活支援を基盤とした心理治療を中心に、学校教育との緊密な連携による総合的な治療・支援を行う施設です。
(参照元:情緒障害児短期治療施設ネットワーク

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