放課後等デイサービスの探し方・選び方の8つのポイント

探し方選び方8つのポイント
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放課後等デイサービスをどうやって探すのか?
お子さんを預けて安心なデイサービスはどこなのか?
不安を抱えてい親御さんも多いのではないでしょうか?

ここでは放課後等デイサービスの ”探し方” と ”選び方” についてお伝えします!

放課後等デイサービスを探すときの4つのポイント

    チェックポイント:放課後等デイサービスの探し方

  • ①行政の子育て支援の窓口に問い合わせてみよう
  • ②行政の福祉の窓口に問い合わせてみよう
  • ③インターネットで探してみよう
  • ④お母さん同士のクチコミを聞こう

①行政の子育て支援の窓口に問い合わせてみよう

困り顔のお母さん

この子をどうしたらいいのかわからない。私自身もいっぱいいっぱいなのに誰も頼れない!どうしたらいいの・・・。

放課後等デイサービスを利用する前に、「何に困っているのか」「どうしたらいいのか」を一緒に考えてくれる窓口です。
きっと、お子さんに合う放課後等デイサービス探しの手がかりがつかめるはずです。

児童相談所

子育てに関するあらゆる相談に対応してくれます。知的発達の遅れ、ことばの遅れ、虚弱、自閉傾向がある子どもの子育てについての相談もできます。
児童相談センター・児童相談所

焦りの顔

ただし、広い地域を担当している機関なので放課後等デイサービスの事業所のリストまでは把握出来ていないかもしれません。

子ども家庭支援センター

子ども家庭支援センターは市区町村の自治体ごとに設置されているので、児童相談所よりも身近な相談機関として対応してくれます。家の近くの子育て支援情報について知りたいときや、子どもの様子について「ちょっと変だな」「こまったな」と思った時に相談ができます。
子ども家庭支援センター

焦りの顔

ただし、障がいについては相談員の人もあまり知らない場合もあります。放課後等デイサービスについても、詳しい情報を知っているかどうかは問い合わせてみないとわかりません。

相談支援事業所

相談支援事業所は、障害者総合支援法に基づいた障がい児者に関する総合窓口です。市区町村ごとに必ず設置されているので、身近な距離で障がいに関する相談ができます。

特に障がい児者の教育、生活、就労、福祉施設、専門機関について詳しいので、放課後等デイサービスの利用の仕方とサービスを提供している事業所について教えてくれます。

②福祉の窓口に問い合わせてみよう

住んでいる市区町村の福祉の窓口に問い合わせる方法です。

放課後等デイサービスを利用するための判定や受給者証(福祉サービスを利用するための証明書を発行してもらうために、必ず問い合わせる窓口です。

行政の福祉の窓口(障がい福祉課や福祉事務所)

住んでいる場所の市役所のホームページを開いて、「健康・福祉」や「障がい」という項目を探してクリックします。
「障がい者支援」や「障がい者」の項目を探してください。そこから電話番号を探すか、見つからなければ代表電話にかけて福祉の窓口に繋いでもらうことができます。

にっこり

放課後等デイサービスは2012年からスタートした比較的新しい福祉サービスなので、認知度はとても低いです。窓口ではこんな聞き方をしてみて下さい。

母なっとく

子どもが小学校1年生で発達障がいがあります(/あるかもしれません)。学校が終わった後の福祉サービスの『放課後等デイサービス』という制度について教えてください

smile1

障がい児のための放課後等デイサービスの事業所リストを知りたいので教えてください。電話番号と住所も教えてください。

③インターネットで探してみよう

家の近くの放課後等デイサービスを探すことができるサイトを3つお知らせします。

都内の放デイを一括検索できるサイト「東京都障がい者サービス情報」

東京都福祉保健局が運営している「東京都障がい者サービス情報」というサイトがあります。

例えば、放課後等デイサービスSTEP西東京がある西東京市をチェックして検索をすると9ヶ所の放課後等デイサービスがあることがわかります。そして、周辺地域(西東京市、武蔵野市、小平市、東久留米市、練馬区)に範囲を広げれば、62ヶ所の放課後等デイサービスが見つかります。家や学校から通いやすい放課後等デイサービスを見つけるための参考になるはずです。

都内の放デイを比較できるサイト「福ナビ」

「福ナビ」という「とうきょう福祉ナビゲーション」というサイトがあります。こちらはサービス情報の比較ができます。

例えば〈利用できる時間帯〉や〈協力提携病院があるかどうか〉などを、事前に比較することができますがサイトに詳しい情報をアップしていない事業所もありますので、より詳しく知りたい事業所があった場合は電話で問い合わせてみてください。

東京・神奈川・千葉・埼玉に教室のある「放課後等デイサービスSTEP」

このサイトを運営している放課後等デイサービスSTEPは「利用児童ひとりひとりに合った療育」を通して、社会的スキルの向上を支援することを理念にしている放課後等デイサービスです。関東を中心に全国に教室を増やしています。

④保護者同士のクチコミを聞いてみよう

保護者の間でのクチコミを頼りに、放課後等デイサービスを探す人も多いようです。放課後等デイサービスを利用している保護者にお話をきいたところ、こんな回答をいただきました。

ニッコリ顔

うちの子は広汎性発達障害と診断されていて、幼稚園の年中さんの時から療育センターに通いました。そこで知り合ったお母さんが「放課後等デイサービス」について教えてくれて、そのお母さんと同じ放課後等デイサービスにお願いしました。

ホッとした顔

うちの子は普通学級と通級に通っている小学校4年ですが、読み書きが苦手なので宿題をみてくれる放課後等デイサービスを探しました。色々探しましたが、結局、通級に通っている保護者同士で集まった時に教えてもらった放課後等デイサービスにかよっています。知っているお友達も通っているので、本人も馴染みやすかったようです。

放課後等デイサービスを見つける方法は色々ありますが、次は”選び方”に移りたいと思います。

放課後等デイサービスを選ぶ時の4つのポイント

この数年で放課後等デイサービスの事業所は増えてきています。NPO法人や社会福祉法人、株式会社など様々な事業所があります。

お子さんにとって「ここなら安全に楽しく過ごせそうだ」という手応えを感じられるかどうかは、事前の見学で確認することが出来ます。ここでは見学の時に確認するポイントをご紹介します。

    チェックポイント:放課後等デイサービスの選び方

  • ⑤利用しているお子さんの様子
  • ⑥スタッフの先生たちの様子
  • ⑦通いやすさと距離の確認
  • ⑧お子さん独自のこだわりポイント

⑤利用していお子さんたちの様子

放課後等デイサービスは対象となる年齢が小学校1年生から高校3年生までと幅広いので、教室ごとに利用しているお子さんの特徴が異なります。

小学校低学年中心もあれば、小学校高学年から高校生まで利用している放課後等デイサービスもあります。
同じ年齢のお子さんが多い教室だと宿題や課題学習が一緒にできるのでいいかもしれません。
あるいは、色んな年齢のお子さんがいるほうが遊びの幅が広がるという見方もできます。

こんな質問をして、教室の様子を聞いてみてはいかがでしょうか。

にっこり

利用している子どもの中で、特別支援学級・学校にいる子と普通級にいる子の割合はどれくらいですか?通っているお子さんの主な学年を教えてください。

焦りの顔

うちの子でも取り組めそうな課題は、どんなものがあるでしょうか?

⑥デイサービスのスタッフの人たちに会ってみる

放課後等デイサービスで働くスタッフの資格やこれまでのキャリアも多様です。

ブログで「放課後等デイサービスの選び方」を書いているアナログゲーム療法アドバイザーの松本太一先生は次のようにいいます。

しばしば指導員の資格や経歴を気にされる親御さんがいますが、あまり重要な要素ではありません。というのも、放デイの事業所の多くは設立から日が浅く、指導員は療育以外の分野からコンバートしてきている場合が多いからです。たとえば、精神保健福祉士を持っているからといって、その人が「発達障がい児療育の専門家」であるとは限りません。3ヶ月前まで成人の精神障がい者の生活介護に関わっていた人かもしれないのです。
【ブログ「アナログゲーム療育のススメ」より引用】

資格は経験や学んできたことの証明としてわかりやすいのですが、数ヶ月前までは全く別の分野の支援をしていた場合もありますので、見学や事前の問い合わせで聞いてみてくださいね!

⑦通いやすさや距離の確認

車での送迎に対応しているかどうかは事業所ごとに異なります。

学校に隣接する事業所であれば、学校の正門前までスタッフがお子さんをお迎えに行くところもありますが、個別に確認が必要です。

その他にも延長利用が可能かどうかなど、利用しやすさを確認してみてください。

⑧お子さん独自の「最重要ポイント」をチェック!

お子さんにとって安心して過ごせる環境かどうか、ご家族だからこそわかるポイントがあると思います。そんな保護者の声をご紹介します。

にっこり

我が家の最重要ポイント、トイレでございます^^ ピンクが女子、青が男子のトイレです♪うちの子は自動トイレが怖いのですがありがたいことに手動でした【ブログ「pocke」より引用】

焦りの顔

うちの子は喋れないから、(その日の放課後等デイで)何があったか知る術は先生との会話からしかないのよ!って事もやんわり伝えましたf^_^;【ブログ「自閉症のきみがすき!」より引用】

事前の見学で、放課後等デイサービスにどんな関わり方を求めているのか、伝えるのも一つの方法です。

自閉症のジュンくんの放課後等デイサービス選び

放課後等デイサービスを利用した「ジュンくん」の放課後等デイサービスの選び方をご紹介します。ジュンくんは知的を伴う自閉症で、療育手帳2度です。家族は両親と本人、弟の4人です。

知的障がいを伴う自閉症のジュンくん

お母さんいわく、ジュンくんは表情が乏しく、同じ道を歩いて買い物に行かないと大泣きする子どもでした。

初めての子育てですが「なんか、おかしい?」と思いながら一人で悶々と過ごして、どう育てたら良いのか悩んでいる時間が長かったので、2歳の時に初めて自閉症の診断をうけると「ホッとした」と言います。小学校は障がい児学級に3年間通い、途中から特別支援学校へ通いました。

ジュンくんのお母さんの放課後等デイサービスの選び方、決め手

ジュンくんが自宅から通える距離に3ヶ所の放課後の施設があり、それぞれに特徴をもつ施設でした。
2ヶ所は学校へのお迎えがありましたが、ジュンくんが通った施設だけが、保護者が学校に迎えに行って、施設まで連れて行く方法をとっていました。

ポイント1:集団活動のなかでジュンを育てたかった

にっこり

大暴れするときは個別の対応にならざるをえませんが、それでも、集団の中で『みんなジュンを待ってるよ』とスタッフが声掛けをしてくれる環境で放課後を過ごさせたかった

ポイント2:送迎をしない事業所をあえて選んだ

にっこり

「当時は働いていなかったこともあり、お迎えの時に学校の先生と直接話をして、施設のスタッフにも前日のジュンの様子や学校の様子を伝えました。ジュンのパニックや大暴れは、その原因がわかりにくいのでジュンの生活全体を知って、関わってもらいたいと考えていたからです。

まとめ

放課後等デイサービスの探し方と選び方について、8つのポイントを参考に見学や体験利用を通じて放課後等デイサービスを選んでみてください。

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