オススメ映画7本~笑えるものからシリアスなものまで!

映画だよ~
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映画の中にも発達凸凹(デコボコ)な人の生きる姿を描いた作品がたくさんあります。
今回はオススメの邦画7本をご紹介します。

療育の原点を学ぶ『筆子 その愛』

筆子と生徒たち
滝乃川学園は1891(明示24)年に創設された日本で最初の知的障がい児・者のための社会福祉施設です。その創設者の女性「石井筆子」さんは3人の障がいをもつ子どものお母さんでした。

東京・国立市にある知的障がい者の福祉施設・滝乃川学園の倉庫に、天使のエンブレムがついた古いピアノが眠っていた。それは初代園長・石井亮一の妻・石井筆子が、愛用していたものだった― 。石井筆子と亮一が生涯をかけて取り組んだ知的障がい児教育と滝乃川学園の創設。その一粒の麦、たった一つの施設で始めた日本知的障がい者福祉協会が、現在では四千五百以上もの施設となって多くの実を結び、知的障がい者の人権回復の先駆けとして、あまたの母達に〝この子達のために″と運動をしていく元気を与えてくれている。
公式サイト:http://www.gendaipro.com/fudeko/

映画界の巨匠が手がけた感動作『学校Ⅱ』

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「男はつらいよ」の山田洋次監督による「学校」シリーズの第2弾。1作目の『学校』は夜間中学校の話ですが、『学校Ⅱ』では北海道の養護学校が舞台となりました。

北海道の小さな町にある養護学校。リュー先生(西田敏行)のクラスには、知恵遅れで心を閉ざした青年や、障がいの重い生徒たちがいる。新任の教員はノイローゼ気味になるが、そんな彼らをベテランの教員たちは常に優しく見守っている。
やがて生徒たちは差別に満ちた厳しい世間の現実を思い知らされていくのだが・・・。名匠・山田洋次監督が『学校』の好評を受けて、舞台を養護学校に移して描いたヒューマン映画シリーズの第2弾。

不登校ゼロ!の学校ドキュメンタリー『みんなの学校』

みんなの学校ポスター
2015年に上映され、教育関係者の間で話題になっている映画です。学校教育への不信感が強まる中で「奇跡の学校」だと言われる大阪市立住吉大空小学校を追った教育ドキュメンタリーです。そもそも学びとは何でしょう。そして、あるべき公教育の姿とは。大空小学校にはそのヒントが溢れています。みなさんも、映画で「学校参観」してみませんか?

全ての子供に居場所がある学校づくりを目指す大阪市立南住吉大空小学校の取組追い続けた教育ドキュメント。他の地域では厄介者扱いされていた転校生が、教師と同級生、そして地域が包み込むことで、素直で心優しい子供に成長していきます。大空小学校の試みは、上からの教育改革とは一線を画す、現場からの教育改革でもあるのです。平成25年度(第68回)文化庁芸術祭大賞受賞。
公式HP:http://minna-movie.com/

自閉症について知りたい人はこれ『ぼくは海がみたくなりました』

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自閉症について知りたかったら、まず『ぼくうみ』を観たらいいよと知り合いから教えてもらいました。『ぼくはうみがみたくなりました』(通称『ぼくうみ』)は自閉症の青年と看護女学生が繰り広げる心温まるロードムービーです。原作の小説は2002年に発刊されました。

自閉症の長男(大輝(ひろき))を事故で失った私(監督)が、息子のために最後に出来る仕事として、映画製作に取り組んだのは事故の直後のことでした。「小説をぜひ映画に!」と、全国から3500万円もの大金を制作費として寄付して頂き、完成した作品です。邦画の制作に対しての直接寄付金額として、日本記録を樹立してしまった作品らしいです。
『ぼくうみ』には福祉関係の映画にありがちな説教臭さは一切ありません。決して押しつけではなく、お涙ちょうだい話でもなく、一般の映画として楽しみながらいつの間にか自閉症の理解につながっている。アニメ映画ですら途中で飽きてしまう小学生にも最後まで楽しんで観て貰える。そんな作品だからこそ、こんなにも多くの方々に支持して頂けたのだと思っています。
公式HP:http://bokuumi.com/

こんなのあり?!『39窃盗団』

サンキュー!
刑法39条の 「心神喪失者の行為は罰しない。」「心神耗弱者の行為はその刑を減軽する。」を逆手に取ったドロボー兄弟の笑えないけど笑ってしまう物語です。本作の押田興将監督は8人兄弟の長男。下から2番目の弟がダウン症であることが「自分の人生に居座っていた」といいます。監督が十年以上温め続け、やっとの思いで実現した作品です。

兄キヨタカ=ダウン症。弟ヒロシ=発達障がい。レッツゴードロボー!
オレオレ詐欺のリーダー・ケンジに「お前の兄貴は、刑法39条があるから、刑務所に入らなくていいんだぞ」とそそのかされる。兄弟と和代の三人はケンジにだまされているとも知らずに、のんきにドロボーの旅に出る。兄と弟が紡ぎだす緊張感ゼロのドロボームービー。
公式HP: http://39thankyou.com/index.html

兄が妹を撮影したドキュメンタリー『ちづる』

ちづる美人さん
「妹のことをどう説明したらいいかわからない。だから言葉で伝えるかわりにカメラを向けることにした」と、監督の赤崎正和さんは語ります。
障がいのある人を健常者が演じるのではなく、身内の立場からあるがままの妹の姿を撮影した作品です。

立教大学現代心理学部映像身体学科の赤﨑正和が監督したドキュメンタリー「ちづる」。自身の卒業制作として企画されたこの映画は、重度の知的障がいと自閉症をもった赤﨑の妹・千鶴とその母を1年に渡り撮り続けた、みずみずしくも優しい家族の物語である。最も身近な存在でありながら正面から向き合えなかった妹にカメラで対話した監督は、映画を撮り終える頃、家族との新しい関係を築きあげている自分に気づく。作者の精神的な成長がいみじくも映像に刻印されてしまった稀有なドキュメンタリーの誕生。“若さ”が成し遂げた映画の奇跡がここにある。
公式HP:http://chizuru-movie.com/

この結末に納得出来ますか?『くちづけ』

くちずけポスター
親亡き後も子どもの人生は続く・・・はずでした。「結末に納得がいかない!」という意見も多く見られる作品です。対象的な結末の映画に「海洋天堂」という香港の映画があります。合わせてみることをオススメします。

知的障がい者たちの自立支援のためのグループホーム<ひまわり荘>。いっぽん(竹中直人)は娘・知的障がいのある娘のマコを連れてひまわり荘に身を寄せる。みんなで力を合わせて暮らすひまわり荘での毎日は幸せな日々。そんな中でひまわり荘の経営が難しくなったり、兄が障がい者だという理由で妹が婚約を破棄されたりと厳しい運命が彼らを待ち受けます。
そして、いっぽんに病気が見つかってしまう…。こんなに冷たい社会の中で娘をひとりにできないと、苦しむ父が選んだ決断とは・・・。
公式HP:http://www.kuchizuke-movie.com/

いかがだったでしょうか?すでにご存知の作品もあったのではないかと思います。
本や漫画にも良作はたくさんありますが、映画やドラマにもいいものがたくさんあります。今回は邦画の特集でしたが、次回は海外の映画もご紹介したいと思います。

《この記事の参考にさせてもらった資料》
・Twitterで「この映画いいよ!」と教えてくださった保護者・療育関係者の皆さま。ありがとうございました!

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